コラム
2024年4月8日
春のストレス
4月に入って一週間がたちました。
新年度、新学年、新学期、新社会人など、多くの方が新しい環境に身を置いているのではないでしょうか。
新しい環境というのは、それだけでもストレス因子になります。
それは、例えば昇進や結婚など、一般的に喜ばしいとされるものでもです。
喜ばしいとされることでも、そこから生まれるプレッシャーや「それに応えなければならない」という考えは、十分に人を息苦しくさせるものだからです。
新しい環境に身を置くと、「心機一転がんばろう」と思うのは自然なことです。
ですがそれは、同時に自分を縛るものになってしまうこともあるのです。
そんな春のストレスに負けない、というよりもストレスを受け流すために必要なことは、
自分の「喜怒哀楽」を大切にすることです。
嬉しい気持ちも楽しい気持ちも、悲しい気持ちも腹立たしい気持ちも。
それらをしっかりと感じて、自分が今何を欲しているのかをキャッチすることです。
そしてもう一つ、人を頼ること。
人ひとりのキャパシティには限度があります。
誰かに聞くことができる、誰かに頼ることができることは、強さです。
自分の感情を大切にし、人に頼ること。
それができれば、きっとその新しい環境は、あなたの新たなホームになることでしょう。
その場所であなたが新たな花を咲かせることができますように。
記事一覧に戻る